無題。

僕は、過呼吸の症状もあります。
感情が高ぶって、堪えきれなくなると、過呼吸になる。
頭が真っ白になって、息が、うまくできなくなる。

ホントに、なんのために生きてるのかなって思うこともある。

眠ることすら、うまくできなくて。
呼吸すら、不安定で。
自分の感情を、いつも持て余してしまう。

そう言うと、誰しも自分の感情は持て余してしまうものだよ、なんて。
そんな模範解答なんてほしくない。
だって、そんな貴方は、なにひとつ知っちゃいないんだ。

眠剤がなきゃ、眠れない辛さも。
呼吸すら、満足にできない哀しさも。

同情して欲しいわけじゃなくて。
ただ、わかってほしいだけなのに。
ただ、教えてほしいだけなのに。

この世界で、自分にはどうしようもできないことがある、ということを。
どうすれば、この感情を僕のモノにできるのか、ということを。

誰一人、そんなことを教えてはくれないんだ。
医者ですら、薬を出すことしかしてくれない。
最近の状況を話したところで、薬が変えられるか、もしくは増えるだけだ。
そんなもの、ただの気休めにしかならない。

僕が求めているのは、そういうものじゃなくて。
そんな堂々巡りをしたいわけじゃなくて。

抜け出したいんだ。
今、この世界から。
今、この状況から。

でも、もう諦めてしまった。
きっと僕は、一生こうやって病院に通い、薬を飲み続けるんだ。
もう、誰かに話すことさえ、億劫でならない。
誰に話したところで、結局返されるのは模範解答なのだ、いつも。

どうしたって、わかるわけもないんだ。
よく考えればわかることだ、そんなの。
たとえば同じ状況に見えたって、同じ人間じゃないんだから。
痛みが同じとは、限らない。
答えが同じな、わけもない。

それで一々、気持ちが不安定になるなら。
いっそのこと、誰にも言わなければいい。
わかってほしい、なんて、思わなければいい。

それは決して、マイナス思考だとか、後ろ向きになってるとか。
そういうことじゃなくて。
きっと、ごく当たり前のことなんだろう。

仮面を被れ。
完璧に、仮面を被るんだ。
悟られるな。
悟られたら、ゲームオーバーだ。

ねぇ、ぼくがほしいのは、もはんかいとうでは、ないんです。
ちゅうとはんぱに、わかったふりなんて、してほしくはないんです。