無題。 [独り言]
滑稽だ、ひどく滑稽。
なんか・・・いっそ馬鹿らしいほどだ。
僕がこの世界に生まれ堕ちようとしなければ。
そうすれば、彼女は苦労することはなかったし。
そうすれば、彼も結婚することはなかったし。
結局、僕の存在が原因だった、とか。
ほんとに、滑稽だ。
なのに、彼女は僕のことはわかるんだ。
最愛の人のことを忘れても。
目の前にいる息子が見えなくても。
それでも、僕のことだけは、わかるんだ。
それでも、僕がいなくなると、わかるんだ。
僕の所為でいらぬ苦労をしただろうに。
苦労以上のなにかが、僕の存在に、あるのか。
そんなわけは、ないのに。
いっそ狂ってしまった方が、しあわせなのか。
記憶の中に生きている方が、しあわせなのか。
ふと見せる表情に、そんなことを、想った。
無題。 [独り言]
僕は、過呼吸の症状もあります。
感情が高ぶって、堪えきれなくなると、過呼吸になる。
頭が真っ白になって、息が、うまくできなくなる。
ホントに、なんのために生きてるのかなって思うこともある。
眠ることすら、うまくできなくて。
呼吸すら、不安定で。
自分の感情を、いつも持て余してしまう。
そう言うと、誰しも自分の感情は持て余してしまうものだよ、なんて。
そんな模範解答なんてほしくない。
だって、そんな貴方は、なにひとつ知っちゃいないんだ。
眠剤がなきゃ、眠れない辛さも。
呼吸すら、満足にできない哀しさも。
同情して欲しいわけじゃなくて。
ただ、わかってほしいだけなのに。
ただ、教えてほしいだけなのに。
この世界で、自分にはどうしようもできないことがある、ということを。
どうすれば、この感情を僕のモノにできるのか、ということを。
ぶつぶつ書いてたら。 [日々雑記]
おかんが気を失って倒れた、さっき。
今日1日、ずっとおとんと話しとったんや。
たぶん、過呼吸の発作やと思うねんけど。
とりあえずビニール袋口に当てて、息整えさせて。
血圧と脈拍測って(血圧も脈拍も普段よりかなり高かった)
頓服で出てる安定剤飲ませて、そのまま眠剤も飲ませて寝かせてきた。
こういうとき、薬局に勤めてたことを感謝する。
介護の講習受けたことを感謝する。
僕は、別になにを望んでるわけでもないんや、きっと。
母親が、しあわせになってほしい。
ただそれだけなんや、僕が願うのは。
散々心配かけといて、今さら・・・って思われても構わへん。
僕は、物心ついた時から、母親を守るために生きてきた。
母親をしあわせに、自由にするために、生きてきたんや。
このままじゃあかん。
でも母親が父親を愛してるっていう限り、僕にはこれ以上なにもできん。
母親の話をちゃんと聞いてあげることとか。
父親と話し合いするたびに生まれる、締めつけられるような空気。
それを、軽い話題でちょっとでも和らげるとか。
最悪の場合、発作起こした母親の看病するとか。
そんなことしか。
愛と結婚。 [独り言]
結婚って、なんのためにするの?
実は僕はそれがよくわからなかったりする。
好きだから一緒にいたい。
それなら、別に結婚って形をとらなくても術はある。
ただ一緒にいたいだけなら、同棲でもいいじゃん。
なにか気にするとしたら、それは世間体とか、そういうもんでしょ。
本人達の、っていうよりも、両親の、世間体。
まぁ、子供ができたって言うなら、話は別になるよね。
好きだから一緒にいたい。
好きだから子供が欲しい。
そのためには結婚するしかない。
だって認知されない子供は可哀想だ。
僕にとっての結婚って、そんなイメージ。
それもひどく、漠然としたイメージ。
とりあえず、愛=結婚って方式は僕としては成り立たないし。
結婚ってものに憧れやなんかは全くと言っていいほど、ない。